前に一度だけTSUTAYAで見かけて、それからずっと頭の隅に残っていた映画『マルタのやさしい刺繍』
“スイスの小さな村、トループ村に住む80歳のマルタは、最愛の夫に先立たれ生きる気力をなくし、意気消沈しながら毎日をただ何となく過ごしていた。そんなある日、彼女は忘れかけていた若かりし頃の夢、“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。しかし保守的な村では、マルタの夢はただ周りから冷笑され軽蔑されるだけ。それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。”
タイトルとかDVDのパッケージとかの勝手なイメージで、ほのぼのした癒し系映画なのかと思ってたけど、意外にも遅咲きおばあさんマルタの夢追い物語で、すごい刺激をもらっちゃいました。
トループ村はものすごい小さな世界で、その世界からいきなり除け者にされてしまうマルタはものすごい可哀想で理不尽で。
また仲間に入れてもらえる条件が、「夢を諦めること」。
もし自分だったらって考えたら、きっと夢を諦めるっていう選択をするかもしれないなぁ〜。
でも、その選択をしなかったマルタはすごく強い。
ちなみに、わたしが意外にも好きなシーンは、息子のヴァルターたちに捨てられたお店のものをゴミ箱から取り返すシーン。
かわいいおばあちゃん方だよね(笑)
ん〜、マルタのランジェリーショップが実際にあったら行ってみたいな〜♡
ランジェリーは素敵で綺麗なものだもんね♡
新しい何かを始めることは、色んなものと戦わなくてはいけないし、敵を作ってしまうかもしれないけど、それでも自分の気持ちに正直になるっていうのは大事なことなんだということを学ばせてくれた映画でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿